車検のときに必要なものって何があるかご存知ですか?ディーラーで受ける?予約する?費用は?どこが安い?ということばかりにとらわれてうっかり大切な書類のことを忘れてしまいがちです。また、車検の時に必要な書類を紛失してしまった場合はどうすればいいのでしょう?今回は、車検のときに必要な書類と、これらの書類が紛失してしまった時の対処方法を簡単に紹介していきたいと思います。
※できる限りわかりやすく説明をするために、文章を簡素化しています。これにより細かな部分で説明不足があるかもしれませんがご了承ください。
この記事の目次
車検の時に必要な書類
自動車検査証(略称:車検証)
自動車検査証は、継続検査(車検)を受けるときに必要となる書類になり、紛失した場合は再発行が必要です。
車検を受ける整備工場などに依頼して再発行する方法と、自分で再発行する方法がありますが、必要な書類が異なります。また、自動車検査証の再発行は申請用紙代・申請手数料が有料で、依頼する場合は代行手数料が別途かかる場合があるため注意してください。
自動車賠償責任保険証明書(略称:自賠責 別名:強制保険)
自動車賠償責任保険証明書は現在加入している証明書と、継続して加入する証明書が必要です。
新たに継続して加入する証明書は、車検を受けるところが保険代理店であればそこで加入することができるので、あらかじめ用意する必要はなく現在加入している証明書があれば問題ありません。
現在加入している証明書が紛失してしまった場合は、新たに加入する証明書の保険期間を1ヵ月余分に加入することで車検がうけられるため、現在加入している証明書がなくても車検を受けることは可能です。
自動車賠償責任保険証明書を紛失した場合は、加入した保険会社又は代理店で再発行することができますが、手間がかかるため上記の1か月余分に加入する方法がとられています。
自動車税納税証明書
有効期限の切れていない自動車納税証明書(継続検査用又は自動車検査証返付用)が必要になります。
しかし、2015年4月1日から一部の府県を除いて納税証明書の電子化により、条件を満たしていれば省略することができるようになっています。紛失してしまった場合は、車検を受ける整備工場に確認をしましょう。
確認した結果、自動車納税証明書を省略できなかった場合、納税証明書の再交付が必要となります。
自動車納税証明書の再交付は容易にでき無料で確認できるケースがあります。車検を受ける整備工場にて再交付ができるかどうか相談してみましょう。しかし、車検を受ける整備工場が他県である場合や、軽自動車・バイクである場合は自分で再交付をする必要があると思いますので注意してください。
※地域によって再交付のために必要となる書類が異なるため注意が必要です
継続検査申請書(別名:マークシート)
継続検査申請書は車検を受ける整備工場に用紙があるため準備をする必要はありません。
継続検査申請書には申請人(使用者)の記入欄があるので記入して提出してください。
※用紙には軽自動車用・軽自動車以外といった種類があるため注意してください
印鑑
継続検査申請書には申請人(使用者)の記入欄に押印するところがあります。
申請人(使用者)が個人の場合は、直筆の署名のみでもよいこととなっているため印鑑は不要です。
申請人(使用者)が法人等の場合は、代表者直筆の氏名又は代表者印が必要になるため注意してください。