タイヤ付け替えシーズン到来です!!
今日はタイヤ空気圧警報システム(TPWS)搭載車であるクラウンマジェスタ(GWS210)のタイヤ付け替えをしました。
(TPWSはTire Pressure Warning Systemの頭文字をとったものです)
タイヤ空気圧警報システムはタイヤローテーション等でリセット、タイヤの付け替えではID切り替えを行う必要があります。
調べても情報がほとんどありませんでしたので、簡単にまとめてみたいと思います。
タイヤ空気圧警報システム(TPWS)とは
ホイールに取り付けられた空気圧バルブ(送信機)が、タイヤ空気圧の低下があった場合に画面表示と警告灯で運転者に知らせるシステムです。このシステムにより、タイヤのパンク等を早期発見することが可能になりました。
IDコードの登録について
空気圧バルブ(送信機)にはIDコードがあり、車側のコンピューターに登録しなければ受信できません。
車側のコンピューターに登録できるIDコードは2セット(8個)まで可能です。
新車時に装着されているノーマルタイヤは、当たり前ですがIDコードが登録済みになっています。
スタッドレスタイヤ購入時には、空気圧バルブ(送信機)の装着と登録を忘れないようにしましょう。
また、IDコードの登録はディーラーが故障診断等に使用しているGTSという機械がなければできないようです。
タイヤ空気圧の初期化
初期化をすることで、現在のタイヤ空気圧が基準値として記憶されます。
タイヤの空気圧調整、ローテーションをした後には初期化をするようにしましょう。
≪初期化の方法≫
1、空気圧を基準値に調整する
2、パワースイッチをONにする
(エンジンは始動しない)
3、『車両設定スイッチ』を押す
4、『設定』を選択し、タイヤ空気圧警告灯が3回点滅するまで『SET』を長押しする
IDコードの切り替え(タイヤ付替)
車側のコンピュータに登録できるIDコードは2セット(8個)ですが、タイヤの付け替えなどにより、空気圧バルブ(送信機)が変更される場合、IDコードの切り替えをおこなう必要があります。
≪ID切り替えの方法≫
1、イグニッションをONにする
2、『SET』スイッチを、3秒以内に押すと放すを3回繰り返す
タイヤ空気圧警告灯が3回点滅することを確認する
3、タイヤ空気圧を基準値に調整する
4、タイヤ空気圧の初期化を行う