
みなさんは知っていますか?
猫は寒い季節にエンジンルームに入って、温まっています!!!!!!
そして、エンジンルームで温まっている猫の命が奪われています。
そんな話は嘘だと思う方もいるかもしれません。
しかし、自動車整備士をしていると年に数回ですが、エンジンルームに猫がいた形跡をみます。
今回は、エンジンルームでネコが命を落とさないために、みなさんに知っていてほしいことを投稿します。
エンジンルームで猫が温まっていた形跡(経験談)
・エンジンルーム内のカバーに足跡がついていた
・エンジンルーム内に食事の残骸があった
(カニのはさみ?、エビフライのしっぽ?、チキンの骨?など)
・ベルトに巻き込まれて、命を落としてしまった猫の身体の一部
・逃げることができずにエンジンの熱で命を落としてしまった猫
猫はどこからエンジンルームに入る?
猫はエンジンルームの下から入ります。
最近の車は、空気抵抗などの関係から、エンジンルームの下にカバーがしてあります。
そのため、猫がエンジンルーム内に侵入できるスペースが減ってきています。
しかし、エンジンルームに侵入できるスペースがなくなったわけではありません。
・ハンドル操作によりタイヤを動かすタイロッド
・タイヤに動力を伝えるためのドライブシャフト(FF・4WD車)
・ミッションとボディーの隙間(FR・4WD車)
・エンジンの排気ガスを送るためのエキゾーストパイプなど
これらの部品のまわりには車種ごと差はありますが、侵入できそうなスペースがあります。
エンジンルームで温まっている猫の命を奪わないためには?
猫にエンジンルームにいたら危険であることを伝えましょう。
その方法として、ボンネットをコンコンする
ホーンを鳴らす等があります
エンジンルームで休んでいた猫も音に反応して逃げ出すはずです
車に乗り込む前に耳をすませましょう。
エンジンルームに入ったものの、出られなくなり助けを求めて鳴いていることがあります
エンジンルームから外へ逃げる時間をつくってあげましょう。
猫も慌てて逃げているはずです。
車に乗り込んだらすぐにエンジンを始動せず、一呼吸おいてからにしましょう